よくある質問「お墓参り・供養について」

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Q. 家族そろってお墓参りをするのは何故ですか?

A. お墓参りと言えば春、秋のお彼岸、お盆、年忌法要や祥月命日にあたる日を中心に行います。
別にこの日だけと決まっているわけではありません。又、こうした日ばかりでなく、喜びがあった時や、念願がかなった時など、その喜ばしい心のうちをご先祖に報告したいものです。例えば、結婚、子供の誕生、入学、入社試験の合格、仕事の大成功、病気の治癒等、長い人生の間にはいくらでも喜び事にであいます。そうした時、家族をはじめ日頃からお世話になっている人達に感謝するだけでなく、ご先祖にもその嬉しい心を報告する事を忘れてはなりません。
お墓は、お参りしてこそ「お墓」であると思います。そして、自分だけでなく家族全員をはじめ、縁につながる多くの人にもお参りしていただければそれにこしたことはありません。
特に、子供たちは必ず一緒に連れていってあげて下さい。子供たちには良くわからなくても、将来、目にみえない形でプラスになってあらわれるからです。
お墓は行けば最初に墓地や墓石の掃除をします。落ち葉やゴミが散乱していたり、墓石が泥などで汚れていては、ご先祖の住む家としては失格です。
ゴミや落ち葉を拾い、墓石に水をかけ、洗い流して布できれいに拭き取ります。特に水鉢の所は、ご先祖ののむ清浄な水ですから丁寧に洗って下さい。
文字の部分は歯ブラシを使うと細かい所まで届くので便利です。
このように綺麗にしたうえで、お供えをし、花を立て、香をたき、合掌礼拝を捧げます。
私たちは、ついご先祖に御馳走するという意識でお供えをした食物をそのままにして帰る事が多いようです。しかし、そうすると、後、動物達に食い荒らされ、腐ったり、虫がたかって悪臭を放ったりします。大変無残な結果を招く事になります。いくらご先祖様とはいえ食物を口にされるわけではありません。お参りする側のご先祖や亡き人をもてなそうとする心が大切なのですから、お参りが終わった後はそのままにせず必ずお供え物をかたずけて奇麗にして帰る様にしましょう。

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